北海道で端午の節句に食べるのは柏餅ではなく「べこ餅」。その由来は?

こんにちは、maryです。

桃の節句に食べるのはさくら餅で、端午の節句に食べるのは柏餅。

どちらもお祝いには欠かせない、季節を感じる日本の素晴らしい和菓子ですよね。

でも、北海道では端午の節句に柏餅ではないものを食べます!

それはいったい何でしょうか?

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端午の節句と言えば柏餅

柏餅は、餡を上新粉などで作ったしんこ餅で包み、柏の葉で挟んだお菓子のことです。

柏餅が端午の節句の食べ物として定着したのは、江戸時代(徳川九代将軍~十代将軍の頃)と言われています。

柏餅の由来

柏の葉は、新芽が出ないうちは古い葉が落ちないという特性があります。

そこから、新芽を「子ども」、古い葉を「親」と例えて、「子どもが産まれるまで親は死なない」となり、「家系が途絶えないように」、また「子孫繁栄」を願う縁起物として食べられるようになったというわけです。

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北海道の端午の節句の定番は「べこ餅」

一方、北海道(青森県の一部の地方)では、端午の節句に柏餅ではなく、「べこ餅」と呼ばれるお菓子を食べる文化があります。

北海道出身の私もべこ餅で育ちましたよ。

べこ餅は、上新粉で2色(白と茶色)の生地を木の葉型で成型し、蒸して作ります。

味と食感は、ういろうに近い感じでしょうか?

なめらかな生地と歯ざわり、ほんのり黒糖香る甘さが癖になります。

べこ餅の名前の由来

べこ餅の名前の由来には、2つの説があります。

1つは、べこ餅が牛のように見えるから

北海道や東北では、牛のことを「べこ」と言います(福島県の赤べこも有名ですよね!)。

白黒のまだら模様が牛に似ている、また、生地をカットする前の姿が牛の背中に似ていることからべこ餅と呼ばれるようになったというもの。

もう1つは、べっ甲に似ているから

べっ甲模様に似ているからべこ餅と呼ばれるようになったというもの。

最初の牛模様の説の方が有力なようです。

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べこ餅は有名なお菓子屋さんでも作られる

べこ餅は、端午の節句が近付くと、北海道のどのスーパーでも見かけることが出来ます。

一応柏餅も売られますよ!

両方買って、どちらも食べるという家庭も少なくありません。

それから、例えばマルセイバターサンドなどで有名な六花亭などでもべこ餅は売られます。

こしのあって上品なお味。

お土産にも、毎日のお茶菓子にもぴったりなので、北海道に旅行に行かれる際はぜひ探してみて下さいね!

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最後に

北海道民は、端午の節句にべこ餅を食べるのが普通で、そういう風習というか文化の中で生活していますが、実は全国的には端午の節句には柏餅を食べるんですよね。

道産子の私も、関東に住むようになってから気付くことがたくさんあり、そういう文化の違いが楽しくて仕方ありません。

道民に親しまれているべこ餅、端午の節句だけではなく、一年中食べられていますよ。

つるつるでどこか懐かしい、故郷の味です。